キャストインタビュー

墨ノ宮 葵役:KENNさんインタビュー

――葵を演じてみての見どころを教えてください

全部です!……と本当は言いたいところですが、強いて1つ挙げるとしたら「ギャップ」ですね。

葵は感情や想いを外に出すのが苦手で、相手に伝わりづらいところがある子。それでも主人公とのいろんなプロセスを経て、葵自身にも変化が生まれてきます。

主人公と出会ったばかりの頃と、距離が縮まってからの葵の雰囲気や会話のテンポは演技が異なるよう取り組みました。

主人公以外では、帝歌や自分のおばあちゃんに素の自分を出していたりと、葵のいろんなギャップを是非楽しんでいただけたら幸いです。

――そんな葵とご自身が似ている点はありますか?

猫背なところですね(笑)

小さい頃からピアノをやっていたからというのも原因の一つですが、今も仕事柄台本をチェックしたり、収録現場でも前かがみになりがちなので……気を付けてはいるのですが、こればかりは全然治りません。とか言いつつ、ただ姿勢がだらしないだけですけどね。それともう一つ、人見知りなところも似ているかも?

――では、葵と異なる点を教えてください。

字がきれいなところですね!

僕は本当にペンを持って何かをするのが苦手なんです。
だから絵と字はちょっと。よく考えたら、学生時代は球技も苦手だったので、道具を使って何かをするのが苦手なのかもしれません(笑)今は自分の体が商売道具なので、そういう意味では天職ですね。

――ストーリー上で関わりの深い帝歌について教えてください。

帝歌とは幼馴染で、以前は仲が良くてよくコミュニケーションもとっていました。最近は距離を置いているのですが、それはとある理由があってのこと。マイペースで受動的なところがある葵ですが、葵なりに考えて行動した結果です。

そういった意味では、逆に相手を思いやっての行動をしたと僕は感じています。

――帝歌役の梅原さんとはどんな関係性ですか?

対となるキャラクターとしてご一緒するのは初めてなので楽しいです!『マジきゅん放送委員会 1きゅんっ!』でも、梅原くんは落ち着いているから安心して臨めました(笑)

他のメンバーで言うと、江口くんと蒼井くんとはイベントでも共演させて頂きましたが、早くマジきゅんの6人全員で楽しいことをしたいですね。

――最後に、楽しみにしているファンの皆様に一言お願いします。

『マジきゅんっ!ルネッサンス』という作品を通して、皆さん が少しでも元気になったり、夢を追いかけている途中の背中をちょっとでも押すことが出来れば幸いです!

これからも『マジきゅんっ!ルネッサンス』を宜しくお願い致します!

土筆 もね役:蒼井翔太さんインタビュー

――もねを演じてみての見どころを教えてください

タイトルにもあるように「マジきゅん」するシーンがたくさんあります!あとはハリネズミのリンちゃんですね。主人公も含めて、2人と一匹で笑っちゃうようなほっこりするシーンがお気に入りです。リンちゃんの鳴き声も特徴的なので…

ご注目ください(笑)

――ハリネズミのリンはどんな性格なんですか?

すごく素直ないい子ですね。ビビりなところもあるけど、思ったところへまっしぐらに突き進みます。

リンちゃんが人間だったらどんな子だろう?きっと、目を離したらすぐにいなくなっちゃうようなやんちゃな子かな。
天然なところもあってかわいいです。

――もねとご自身が似ている点はありますか?

もねは専攻が絵画なんですが、僕も絵が好きなのでそこが似ていると思いました。ただ僕、線を描くのは好きなんだけど色を塗るのが苦手で…。どうしてもモノクロの絵になっちゃいます。もしかしたらそういうところも似てるかな?あと、ファッションもモノクロを取り入れることが多いですね。

――では、もねと異なる点を教えてください。

まず双子じゃない、ハリネズミも飼ってない…って、物理的なところは似ていませんね(笑)

内面的なところも、もねみたいなあまりツンツンはしていないと思います。それに、僕はにんじんが大好きです!皮ごと食べますね。もねはにんじんが嫌いなので、にんじんを勧められるとリンちゃんも怒ります。リンちゃんが常にもねの味方で、ほんとにいいこなんですよ~!

――ストーリー上で関わりの深い凛太郎について教えてください。

従兄弟というよりは兄弟みたいな感じですね!凛太郎は面倒見のよい理想のお兄ちゃん。凛太郎に甘えるもねの一面もぜひ見ていただきたいです。もねには双子の兄・るのがいるんですが、るのよりお兄ちゃん感があって…料理も出来るしお菓子も作ってくれるし…もねになりたいです(笑)

――凛太郎役の小野さんとはどんな関係性ですか?

イベントでもよくご一緒しますし、プライベートでも息抜きにお誘いくださったり…初めて声優としてアニメに出演させていただいた作品でご一緒させていただいて以来親しくさせていただいています。実際でもお兄ちゃんみたいな感じですね!

――最後に、双子の兄・るのについて聞かせてください。

似ているからこそよく比べられてしまうという、兄弟あるあるみたいな部分がありますね。もねの今の魔法芸術には、るのが影響を与えている部分もあったり…

早くみなさんにるのともねの関係性を見ていただきたいです。

帯刀 凛太郎役:小野友樹さんインタビュー

――凛太郎を演じてみての見どころを教えてください

一言で言うと、「ただの彫刻家だと思うなよ……!?」ですね!

基本的には元気で明るくて、ときに頼れ、ときにいじれる先輩というまさに一家に一台なキャラクターなんですが、内に秘めた葛藤というのがあって……ただの彫刻家だと思ったら!?というシーンがあるかもしれません。ぜひ、凛ちゃんと添い遂げていただきたいです!マジきゅんなシーンもたくさんありますよ!

――凛太郎とご自身が似ている点はありますか?

髪型が天パっぽいところでしょうか。ちょっと似ているかもしれないです(笑)。性格的なところでいうと、世話好き&面倒見がいいとよく言われるので、近い部分がある気がしています。

あと、よくファンの方のお手紙で「太陽みたい」と書いていただくことがあって、凛ちゃんもそういうところがあるので親近感を覚えたりしています。

――では、凛太郎と異なる点を教えてください。

料理はな~……!白玉とお好み焼きしか作れないんですよね。

一回、白玉を無限に食べたいと思ったことがあって、家で作ろうと思い立ったんです。40個くらい作って、砂糖とこしあんで堪能しました。それからはまって数回、計200個くらい作って飽きましたね(笑)。お好み焼きブームも、お気に入りの粉がある日突然店頭から消えてしまって……それ以降作らなくなっちゃいました。残念です……。

――ストーリー上で関わりの深いもねについて教えてください。

従兄弟同士で、凛ちゃんはもねのごはん係です!髪型の話になっちゃいますけど、凛ちゃんは外ハネでもねは内ハネで、僕はどっちかというともねの髪型に近い気がします(笑)。あと、実際僕自身も仲の良い従兄弟がいます。今でもたまに会ったりしますね。従兄弟同士って程よい距離感でいいですよね。

――もね役の蒼井さんとはどんな関係性ですか?

僕が出演していたとある作品に翔ちゃんが見学に来たことがあって、そこから交流させていただいてます!

このタイミングで、そして従兄弟という近い関係性で共演出来て嬉しいです。プライベートでもよくご飯に誘ったり…。でも最近はお互い忙しいこともあってあまり行けてないですね。またゆっくりお話したいです!

響 奏音役:江口拓也さんインタビュー

――奏音を演じてみての見どころを教えてください

家での奏音と、学校での奏音の両方ですね。学校での奏音はいろんな人に頼まれ事をすることが多いんですけど、断らないんです。

すごく面倒見がいいというか。なんでかというと、家では長男として家庭を支えているからなんです。奏音は5人兄弟で、妹と弟が2人ずついるんですよ!だからなのか、星フェス委員会の中では一番年下だけど頼りになる後輩って感じです。

――江口さんご自身には兄弟はいますか?

妹がいます!小さい頃は僕によくついてきていました。だからお兄ちゃんの気持ちはなんとなくわかるけど、性別が違うし、今はお互い自立しているのであまりべったりは関わらないですね(笑)。

――奏音とご自身が似ている点はありますか?

長男!というところですね。これは似ているというかまったく同じですね(笑)。自分の人生を決めるうえで、長男だからということで一旦考えてしまったり……そのうえで、夢をどうするのか、とか。そういった部分は、奏音に共感しちゃいます。

あとは身長とバスケですね!こうしてみると、奏音のプロフィールにすごく近い部分が多いですね。でも奏音や瑠衣はちょっとバスケがうますぎるので、似ている点と言っていいのか悩みますけど(笑)。

――では、奏音と異なる点を教えてください。

音楽が出来るというところですね。僕は楽器弾けないので。学生時代もあんまり音楽の時間は好きではなかったです(笑)。
合唱コンクールとか歌っているフリをしたり……ごめんなさい!

今はお仕事もさせていただいているので、興味を持つようになりました。

――ストーリー上で関わりの深い瑠衣について教えてください。

庵條先輩とはですね……もしかしたら、2人でヒロインを取り合うようなことがあるかも!?すごく近い関係性で仲も良いんですが、マジきゅんな展開を楽しみにしていただきたいです。

あとはバスケのシーンは要チェックです。僕もバスケ経験者なのでわかるんですが、バスケをやっているときって疲れすぎて会話出来ないんです。出来ても「走れ!」とか指示くらい。でも2人はすごく会話をしてる(笑)。

あとはそうですね、瑠衣はとにかく何を考えているのかわからないです。ある意味一番掴めないキャラクターだからこそ、しっかりしたときのギャップがイイんですよ!

奏音は良くも悪くも思っていることを隠せないタイプで裏表がないんですが、僕はそこが好きですね。

――瑠衣役の羽多野さんとはどんな関係性ですか?

役柄のとおり、頼れる先輩です。普段はそうですね……音楽プレーヤーの話とか、都市伝説の話などを聞くのが楽しいです(笑)。

――それでは最後に、10月公開のアニメについてお聞かせください!

ゲームは1対1のお話でしたから、アニメでは一体6人がどうやってヒロインとの関係性を築いていくのか、僕自身とても楽しみです!

一条寺 帝歌役:梅原裕一郎さんインタビュー

――帝歌を演じてみての見どころを教えてください

帝歌は物語を進めていくと自分自身のとある問題に直面するんですが、その時の感情の揺らぎに注目していただきたいです。

ストイックなキャラゆえに、感情にの揺らぎがとても大きくて……主人公との仲が深まるにつれ、良い方向での感情の揺らぎももちろんあるのですが、その問題に直面した時は僕自身とてもつらかったです。

――その他、楽しかった点などもあったら教えてください。

墨ノ宮との掛け合いの中で、彼しか知らない帝歌の素顔が垣間見える時は面白かったです。幼い頃の確執のせいで現在はあまり交流は無いんですが、帝歌の根っこの部分は墨ノ宮の知っている帝歌のままというか。真面目ではっきりした性格の帝歌ですが、そんな部分が可愛いです。

――幼い頃の帝歌と葵はどんな遊びをしていたんでしょうか。

インドアな遊びをしていそうですよね。そういう僕は今でこそインドアですが、昔は鬼ごっこが好きでした。

そう考えると……帝歌と葵も意外と公園を駆け回っていたりするのかもしれません。

――そんな帝歌と梅原さんが似ている点、違う点はどこでしょうか?

違う点からいくと、ストイックさですね。収録をしながら本当に驚かされました。ここまでストイックか!と。帝歌が「努力は人を裏切らない」ということを言うんですが、それは確かだと思います。帝歌のいいところはストイックだけどそれを人に強要しないところですね。帝歌みたいな男の子には憧れます。

――梅原さんにもストイックな印象があるのですが。

帝歌に比べたら僕は全然です。でも、筋トレに対するストイックさは似ているかもしれません。夏場は服が薄くなるので、最近は意識してどんなに眠くても頑張っています。

そうですね、あと似ているところ言えば……髪の毛が黒いところですかね(笑)

――では次に、ストーリー上深く関わってくる墨ノ宮葵について、もう少し深く掘り下げさせてください。

序盤は素直に会話も出来ない2人なのですが、星フェス委員会のメンバーになったことをきっかけに会話が少しずつ増えてきます。

会話の中で、帝歌はやはり墨ノ宮のことがずっと気になる存在ではあったんだなというのが伺えるんですね。とある問題があって、墨ノ宮に対して若干の気まずさも感じていて。

主人公がよく帝歌と墨ノ宮の会話を俯瞰で見ることがあるんですが、2人の間に流れる「昔からの友達」という空気感をぜひ感じてみて欲しいです。

――墨ノ宮葵役のKENNさんとはどんな関係性ですか?

「マジきゅん放送委員会 1きゅんっ!」で共演させていただいたんですが、本当にすごく助けていただきました。是非もう一度共演させていただきたいです。

この作品は、ゲームの内容はシリアスな部分も多く、シナリオも読みごたえがあるので、その分「マジきゅん放送委員会」や6月12日の「キミにマジきゅんっ!」星フェス準備会ではどんどん弾けていきたいなと思っています(笑)。

庵條 瑠衣役:羽多野渉さんインタビュー

――瑠衣を演じてみての見どころを教えてください

とある人物との関係性ですね。瑠衣の核となる部分を担っています。この人物に認められるというのが、瑠衣のストーリーの中心になってきます。瑠衣の心理描写に注目していただきたいです。

――主人公への向き合い方などはいかがですか?

そうですね、最初から自分の内面は打ち明けないというか、そういう空気になるとうまく交わしちゃうんですよね。

それは自分自身を守るためでもあり、主人公を自分の問題に巻き込まないためでもあり……。

明るいムードメーカーという役どころで、女子生徒に囲まれているようなシーンもあるんですけど(笑)

そういった印象のままゲームを始めるとかなりギャップがありますね。

――そんな瑠衣とご自身が似ている点はありますか?

人との距離感とか、心のうちにあるものを出し過ぎないという点は似ているかもしれません。

先日も、20年来の友人に「羽多野の内側はわからない」と言われてショックでした(笑)あれ?おかしいな?って。

でも、誰しもそうだと思うんです。家族に見せる姿と外で見せる姿は違うじゃないですか。

瑠衣もそういう部分をうまく人に伝えられない人。とても不器用だと思います。

――では、瑠衣と異なる点を教えてください。

そうですね。すぐ脱ぐところですね(笑)

僕は冷え性なので、最近暖かくなってきたとはいえストールを巻いたりしています。首回りが冷えちゃうんです。これからの季節は冷房との闘いですね……。

すぐ脱いじゃう瑠衣の反対で、僕はすぐ着ちゃうという(笑)

一番大きな違いはそこだと思います。

――最後に、ストーリー上で関わりの深い奏音について教えてください。

先輩と後輩という関係性で、優しいだけじゃなくて奏音に対して時には厳しいことも言ったりします。瑠衣は奏音の内面もよく見ているんですよね。

ゲームの中では、星フェス委員会以外にも2人でバスケを通して戦ったり、会話をしたり。奏音はバスケのプレイヤーとしてもプロ級の才能を持っているので、そんな奏音を認めている部分もあります。この2人はとてもいい関係性だと思いました。

――星フェス委員会の中で瑠衣はどういった役回りですか?

奏音だけじゃなくて、他のメンバーのこともよく見ているんですよね。場の空気を読んで、ときには道化役も進んでやったりします。

軽薄そうに見えるけど、本気を出すときはしっかり出す。そんな瑠衣の意外な一面をぜひ楽しみにしていて欲しいです。